左側が見えないの?

今から数年前、母が脳出血を患いました。救急搬送され、2週間ほど意識が戻らず、医師からは麻痺や高次脳機能障害が残るだろうと宣告されました。しかし50代という若さが幸いし、奇跡的に麻痺はほとんど残りませんでした。急性期を過ぎ、リハビリ病院に転院する頃になると車椅子を卒業し、ヨタヨタながらも杖で歩ける状態にまで改善。しかし担当の医師から「今のところ、麻痺はほとんどなく、歩くのもこのまま順調に行けば杖なしで行けるでしょう。しかし左側に注意が向きにくい失認という症状が残存してしまっています。」との事。初めは何を言われているのか分からなかったのですが、詳しく聞くと、左側の食べ物に気づかず残してしまったり、まっすぐ歩いてと説明しても右側ばかりに寄ってしまうなどの症状があると説明を受けました。最終的には杖なしで歩けるようになったものの、左側への無視は残存したまま。在宅復帰後は少しでも左側に注意が向くよう、声掛けの方法や左側中心の作業を行わせるよう心掛けました。最初は中々上手くいかずイライラとする事もありましたが、少しずつ改善傾向にあり、今後も母の状態が少しでもよくなるよう努力し続けたいと考えています。